その時はLinux サウンドカードオシロスコープのxoscopeで測ってしまおうと考えました。
(もし正確な周波数が出ていたら、サウンドカードが計測可能な周波数を超えていたので測ることはできませんでしたが。。)
持ち合わせのヘッドホンプラグにグランド、右CH、左CHとして、適当な線材を計3本はんだ付けして、そのプラグをパソコンのマイク入力へ接続しました。
つまり、マイク入力ジャックへ接続されたプラグから、線材が3本生えた状態となります。
測る波形の最大電圧は、4.5Vぐらいだろという適当すぎる素敵な憶測の元、直接回路上のグランドとなる点と測りたい点へその生えた線材の端をショートし、信号をパソコンへ投入するという、スマート過ぎる方法でございましたが、測ることが出来ておりました。
しかし、この方法は、パソコンの音源ボードを破壊する可能性がありますし、非常に使いにくいので、バッファを作成することにいたしました。
このバッファは、通常のパソコンの音源ボードのマイク入力の上限であるとされる12Vまででプロテクトが出来て、かつ、x10の増幅と、微調整ができるというもので、xoscopeの作者様が公開していました。(このリンクをご参照ください。)
作者様は自作PCの5インチベイにぴったりハマるように美しく作り上げておりましたが、わたくしは、デスクトップではなく、ノートPCで使用したいと考えました。
そこで、回路はほぼまるまるすべて拝借いたしまして、小箱に収め、プロテクトに必要な+12V、ー12Vの電源をACアダプタで供給できるよう変更しました。
また、この小箱に1ch,2chの出力用としてステレオミニジャックを取り付け、ステレオケーブル(オス⇔オス)経由でパソコンのマイク入力へ接続するようにしました。
そうそう、ACアダプタが接続されると点灯するLEDも搭載しました。
それでは、その勇姿をご覧ください。
いいですよ、イイですよ!
2チャンネル分で、左右に、X10のオン、オフ用スイッチ、調整用のダイヤル(可変抵抗)が見えます。
上部中央にございますのはACアダプタ接続時に点灯する赤色LEDでございます。
下に見えますのは、プローブ接続用の端子でございます。
上部は次のようになっております。
信号出力用のヘッドホンミニジャックと、ACアダプタ接続用のジャックとなります。
動作確認は、Youtubeにあったサイン波を利用しました。
まず、YouTubeのサイン波動画を再生して、パソコンのヘッドホン出力からサイン波(音)を取り出します(上記で使用いたしましたステレオジャックから3本の線材が生えたものをヘッドホン出力端子へ接続して使用)。
プローブ、バッファ、ステレオケーブルを経由して、同パソコンのマイク入力へ流し込むという構成で行いました。
xoscopeで周波数を確認し、波形を確認、調整することができるのか、x10にスイッチできるのかを見るということをいたしました。
計測できる周波数に上限がありますが、それ以下であれば波形確認が可能になりました。あーー、メデタシメデタシ!
xoscopeの作成者様、ありがとうございます!!!!
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