2015年3月20日金曜日

audio-technica ヘッドホン ATH-ANC7 スイッチ 修理 直ったぜぇ!

ヘッドフォン、大好物です。

しかし、最初に断っておきますが、 たくさん買うとか、新商品が出たら買うとか、高級(価格が高い)ものが欲しいとか、そういう方向ではないんです。


2007年2月発売のATH-ANC7を新品で購入し、地下鉄に乗っているときにノイズキャンセリングを効かせて、音楽を楽しんでいたのですが、購入してまもなくから、ノイズキャンセリングのON,OFFスイッチの接触不良に悩まされはじめました。


ノイズキャンセリング機能をONにしても、片側がONにならなかったり、ザリザリという音がしたりしておりました。

先日、ノイズキャンセリングをONにしても片側がまったくONにならないという状況になってしまいましたが、お気に入りだったので自分で修理することにしました。

オン オフ スイッチのあるL側を開けるため、まずはじめにイヤーパッドを剥がしまする。
両面テープで固定されていますので、イヤーパッドを破らないように、ゆっくりと引っペがします。

次に、現れたネジを回転させ、外側のケースを外します。このネジ特殊なネジで、星形のT8というドライバで回転させる必要がございました。
そしてカバーを外すと、写真のような基板が出てまいります。



左側に2つある6本足のスイッチが見えると思います。
なんと上側に見えるスイッチの黒いノブが完全にぶっ飛んで無くなっておりました。
普段操作するノイズキャンセリングON,OFFスイッチは1つなのですが、この2つのスイッチを両方同時にスライドさせるという機構でございます。

「こんなスイッチどこで手に入れるんじゃー!!」と心の中で叫びつつ、ネット検索をひたすら行いましたが、そうそう同じものは簡単には見つからず、アキバへGOしました。


普段行かないような電子パーツ屋を何件もはしごして探しましたが、見つからず、ネット検索で代用候補としてあげていたスイッチを一応購入し、帰ろうかとおもいながら、最後に普段たまに行く部品屋にフラッと遊びでいってみるとお店の入り口で、わたくしの目に燦然と輝くスイッチが現れました。

ネットでちょっと見かけたスイッチで完全には同じ型番ではなかったのですが、下の写真のスイッチを手に入れました。




これは、ヘッドホンについているスイッチと同じ寸法、同じスイッチ機構(スライド幅2mmを含む)、内部回路(2回路2接点)も同じという、素晴らしい逸品でございました。ただし、足の向きが90度異なっておりますので、加工がちょいと必要でございます。
それでもわたくしは、100円程度でまるで100万円する逸品をもらったくらいのありがたみを感じつつ帰宅の途につきました。


 そんなこんなで、じゃ、交換しようと2つのスイッチを両方とも半田ゴテを用いて取り外し、
 ほいっと作業台に置きました。す、すると、、もうひとつのスイッチのノブも、もげた。。


入手したスイッチの足を90°曲げて、ほいやーと半田付けしますと下の写真の様になりました。
ノブの色が黒から白になりましたね。

 
注意点としましては、外側の操作スイッチのスライド動作と、取り付けたスイッチのスライド動作が無理なく、スムーズになるように半田付けする位置を微妙に調節が必要であったということでございます。(だいたいで問題ないとは思いますが、微妙に無理な力が加わって、使っているうちにまたノブが破壊されるのが嫌なので、ちょいと微調整を頑張ったということです)

もともとのスイッチは、基板に開いている小さな穴2つに差しこむような小さいポッチが腹下についていたのですが、新しいスイッチには、そんなものはないので、やや半田大盛りくらいにして、強度を持たせました。


 分解の逆の手順で組み直し、スイッチをON!!!


「いやー、ついに直ったよー!!」、雑音なんて遠い昔の話、スイッチが効かないなんて、めちゃんこ遠い昔の話!、ごきげんにON、OFF、ごきげんなサウンドに集中できて、なんて幸せなことでしょう。

みなさんも、スイッチがちょっと壊れたからって、お気に入りの家電製品をゴミ箱に入れたりしないでくださいな!!



ちなみに、私が愛用しております、ATH-ANC7は、すでに製造が終了しておりまして、現在は、後続機のATH-ANC7bを購入することが可能でございます。


audio-technica様のウェブサイトで、ATH-ANC7bの取説を拝見させていただきますと、スイッチは外見上、同様のスライド式になっております。もちろん内部構造まではわかりません。

電池の挿入方法が変更されておりますね。進化したということでございましょうか。audio-technica様、私に無料で一つください。少なくとも非常にこの上なく愛用することは間違いないのでございます。

えっ??



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