ESR METERを作ってみましたよ!
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回路はウェブで見つけたものでございます。
Italian magazine Nuova Elettronicaのプロジェクトの#1518が
ソースの回路となっているようです。
ただし、基板はプリントしておらず、ユニバーサル基板を用いております。
また、電源供給を電池ではなく、ACアダプタから取れるようにしてあります。
L7809を使用して、9Vを生成して回路に供給しております。
また、電源スイッチのON,OFFと連動して点灯、消灯するパワーLEDも追加しました。
陸軍式のプラグではなく、出っ張りが少ないものを使用しております。
手持ちのテスターのものが問題無く接続でき、非常にご満悦でございます。
このプラグのみ香港から取り寄せました。ケースを含め他の部品は、
ほぼアキバの秋月電子と千石電商にて集めたものでございます。
電子部品を組み上げ、挙動確認をしたのですが、始めは電圧スプリッターで所望の電圧がでているかを確認いたしました。
次に、テスト端子をショートさせて、LEDが点灯するか否かをみて、コンパレーターがなんとなく動作しているかと見てみました。
しかし、テスト端子をショートさせると、R19の値を大きくしても、電流計の針がばきーんと振りきれてしまいました。。
「ううーん」と悩みまくり、コンデンサの抵抗値をどうやって測るかなどを調べてみますと、測定時の周波数で抵抗値が変わって見えるということがわかりましたので、、「そうか、生成している周波数値が正しくないのだな」とバグの推測をいたしました。
しかし、手元にはチープで小さなマルチメーターしかなく、周波数を測るものなどなにも無いので、また考えこみました。
オシロスコープや、周波数が図れるテスターなどを購入すればいいのかもしれませんが、 ちょいとおもしろくないので、Linuxでなにか出来ないかを調べました。
すると、サウンドカードのマイク入力から信号を入力して、波形を表示するソフトウェア、Xoscopeがあることがわかりました。このとき私はあまりの無知さに、サウンドカードで検出できる周波数の上限が、このESRメーターで発生させる周波数より下であることに気付いておりませんでした。
そんな脳天気な思考がよかったのか、実際に周波数を測ってみますと、500Hz程度の波波がみれました。。(後から考えてみると、間違った周波数がサウンドカードで検出できる範囲に入っていたのは奇蹟かもしれません。。)
で、結果は上手く行きました。
テスト端子をショートさせると、ぐぐっと振りきれる状態にもなりますが、R19で調整すると、問題なく最大値で停止させることができたのでございます。
つづく。。
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